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What we talk about when we talk about Technology

技術について語ります。

赤魔道士か黒魔道士か

先日赤魔道士より黒魔道士というプレゼンを聞きました。
概要は、
FFにおいて、オールラウンダーである赤魔道士は序盤で使い物にならなくなるけれども、
黒魔法に特化した黒魔道士は終盤までパーティーメンバーとして役に立つ
これはエンジニアにも当てはまる。
という内容です。

確かに、この業界において一つの分野に特化したほうが価値が高いというのは事実だと思います。
フリーランスの堤さんなどは最たる例で、iOSという一点で社会に多大な貢献をされています。

一方で、FFと現実との違いを認識しておく必要はあると思います。
1.赤か黒かの2つにきれいに分かれていない点。
2.完全な黒魔道士にはなりきれない点。
3.人は単色ではない点。

1点目ですが、現実は赤と黒の両極端ではなく、
0x000000~0xFF0000の間のグラデーションになっています。
赤か黒かではなく、赤と黒の間のどこに位置するのかを認識するべきでしょう。

2つ目の点ですが、完全な黒、0x000000になりきるのは現実的に不可能であろうということです。
他の知りたいことを我慢して、ある分野の知識だけを溜め込むというのは精神的にも難しいことと思います。

3つ目の点ですが、実際には赤のチャンネルだけでなく、緑や青、人間総体としてはさらに何チャンネルもの色をもつため、
仕事に限ったとしても何色にもなりうる、ということです。

特化したほうが価値が上がるという事実を認識しつつも、
自分が何色になるか、自分で決めるのが重要、と思います。

個人的には誰も見たことがないような色になりたいものです。